◆ポケモンGO開発者が明かした「次なる展開」 新たなキャラクターや目印の追加も?
スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」開発者のジョン・ハンケ氏が24日、米サンディエゴで開催されたコミック・映画イベント、コミコン・インターナショナルの最終日に登壇した。
セレブ扱いを受けた同氏は、6500人以上のファンを前に、ポケモンGOの成功や、今後の展開などについて語った。
ハンケ氏は米ナイアンティックの創業者。同社が任天堂などと共同開発したポケモンGOが7月6日の配信開始以降、世界的に「極めて刺激的な」人気を集めていると述べた。
これにつれて、ナイアンティックの位置情報ゲーム「Ingress(イングレス)」の人気も上々だという。
◇目下の課題はサーバーの防衛
ポケモンGOは、米国では配信開始から2週間でアクティブユーザーが2100万人に到達した。
ハンケ氏は、専用サイトへのアクセス殺到に対処して、サーバーのダウンを防ぐことが、現時点での最優先課題だと語った。
今後の展開については、新たなキャラクターを追加するとともに、拡張現実(AR)上で街の目印となる地点に設置されている「ポケストップ」や「ジム」を、さらに増やすと述べた。
質疑応答の中では、バグの修正やポケモン育成といった機能の強化に努める意向を示した。
また、ポケモンGOで遊ぶために人々が外に出て活動的になり、ほかの人と出会う機会ができるよう期待している、と述べた。
来場者の多くは、会場限定でレアなポケモンが放されたのではないかと思っていたが、ハンケ氏が否定したため、期待外れに終わった。
東洋経済オンライン 2016年07月25日
http://toyokeizai.net/articles/-/128782